Brad Dourif - Movie Pamphlet (Japanese) -
Scream of Stone (1991) aka ... Cerro Torre: Schrei aus Stein Brad Dourif as Fingerless
映画パンフレット ... 彼方へ ... 指のない男 |
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彼方へ 原題:Scream of
Stone 1991年ドイツ・フランス・カナダ゙合作映画 日本版パンフレット 発行日:1992/10/03 B5サイズ 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
| CAST |
| ヴィットリオ・メッツォジョルノ(ロッチャ) |
| シュテファン・グロヴァッツ(マーチン) |
| ブラッド・ダーリフ(指のない男) |
| ドナルド・サザーランド(アイバン) |
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記載されている日本語シナリオからDourif様の出演シーンを抜粋 ********* ■山小屋での夜更け 月がゆっくりと上がっていく。マーチンとカタリナは黙って暖炉の火を見つめている。そこへ指のない男が入ってきた。 カタリナ 「マーチン、来て!」
指のない男 「何してる?」 マーチン 「誰だ?」
指のない男 「いつここに来たんだ?留守してたから知らなかった・・・・この山は指をもぎ取ってしまうんだ。言っておくが、この山のてっぺんには、誰もいけやしねえ。なぜなら・・・・・セロトーレはただの山じゃねえからだ。山が"来るな"と叫んでるんだよ」 マーチン 「何だって?」
男は戸を思いっきりバタンと閉めて、立ち去っていく。 ********* ■パタゴニアの小屋 ロッチャがテーブルの上で、テープレコーダーに自分の声を録音しながら、何か書き物をしている。テープから"このままでは"と聞こえた後、さらに吹き込みを行う。 ロッチャ 「ロック・クライミングは単なるスポーツに成り下がってしまう。」 そこまで吹き込んだ時、戸口から見死なぬ指のない男が入ってくる。あっけにとられるロッチャだが、男を招きいれる。 ロッチャ 「こんにちわ」
指のない男 「チョコレート、あるかな?」 ロッチャ 「ああ、あるよ。まあ、入りな。腰掛けて」
指のない男 「ああ」 ロッチャ 「(チョコレートを手渡しながら)ワイン飲むかい?」
指のない男 「(椅子に座りながら)いや、飲まない。上へ戻る前にゃ、崖っぷちに立たなきゃいかん」 ロッチャ 「上へだって?どこへ戻る?」
指のない男 「(苦しそうな表情で、吃りながら)指をもぎ取られた所さ。(手袋を脱いで4本指のない手を見せながら)指を4本、上に置いてきちまった。取って来なきゃ・・・・・と思うんだが」 ロッチャ 「セロトーレの頂上に行ったというのか?」
指のない男 「大した山だよ。あの山は。(ニタニタ笑って回想する表情で)全く大した山だ」 驚いて、真剣な表情でその男を見つめるロッチャ。 ********* ■氷河末端のモレーン上 氷河を見ながら2人はさらに話し続ける。
指のない男 「時間はかかったけど、とにかく登ったよ。もちろん、目的はあった」 ロッチャ 「どんな?」
指のない男 「憧れのメイ・ウエストのためさ。185回も手紙を書いて、やっと返事が来たんだ」 懐からボロボロになった手紙を取り出し、ロッチャに見せる。 指のない男 「文面は・・・・・・"山から下りて会いに来てちょうだい" "私の山がまってるわ"・・・・・・・・ほら、ここにサインもしてある」 ロッチャ 「(うなずきながら)"メイ・ウエスト"か、すごいじゃないか」 指のない男 「ああ、みんな彼女はもう死んでしまったと言うが、そんなことはない。美容院を経営しているのさ」 ロッチャ 「岩を登っている時に指をなくしたのか?」
指のない男 「指を4本、上に残してきた。そして・・・・・・」 ロッチャ「君の名前は?」
指のない男 「それも上に置いてきちまった」 ********** ■指のない男の住む洞窟 小雪がちらつく中、マーチンが指のない男を訪ねていく。倒木や小岩を乗り越していくと、男は洞窟の中の焚き火の前で、毛布を身にまとい横になっていた。マーチンを認めると、洞窟内に招き入れた。
指のない男 「やあ、どうぞ。(壁に貼ってある写真を示して)こちらは恋人だ。まあ座れ。ところで何しに来た?何の用だい?」 マーチン 「雪から逃げたかっただけさ」
指のない男 「君か、あの山の頂上に登ったやつというのは?」 マーチン 「ああ」
指のない男 「そう、頂上には何があった?」 マーチン 「何も。なせ?」
指のない男 「(意外そうな顔をして)指に気をつけるんだな」 壁に貼ってある古い女の写真のアップ。指のない男の笑い。 *********** ■コンテナ ブラウンシュタイン 「なんだこいつは?」 指のない男が、コンテナ内に突然入ってくる。TVモニターにロッチャの姿を認めて、感嘆の口笛を吹き、ニタニタ笑う。 アイバン 「こいつを追い出せ」 サルボ 「さあ、出ていってくれ」 アイバン 「戸を閉めろ」 カーラ、戸を締める。 ************ ■セロトーレ 息の荒いロッチャは、気が狂いそうになりながらも頂上を目指す。初登攀はもうすぐだ。そしてついにピッケルの最後のひと突きで、頂上にたどり着いた。そしてそこで彼が見たものは・・・・・女の写真が貼り付けられた、古びた木製のピッケルであった。 |
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